- 2022年2月20日
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ロシア軍はウクライナの市街地やインフラを無差別に攻撃し、民間人の死者を出すなど、国際人道法および人権法の違反行為を繰り返しています。ロシア軍による病院や学校などの保護対象施設への攻撃、弾道ミサイルなどの無差別殺傷武器やクラスター爆弾などの禁止兵器の使用は、すべて戦争犯罪に該当する可能性があります。
アムネスティは、この犯罪に関与したすべての者に対して、違反行為の責任を負うよう求めます。関与した者はその個人的、組織的責任を問われるべきです。
ウクライナ情勢 最新ニュース
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クライシス・エビデンス・ラボ
アムネスティは、ウクライナでの民間人・民間施設への攻撃の特定と検証に懸命に取り組んでいます。それを担っているのがクライシス・エビデンス・ラボです。人権侵害の責任を追及する上で、非常に重要となる証拠を収集・記録しています。
ウクライナ緊急支援のお願い
ウクライナの人権危機に対応するため、アムネスティは次の活動に尽力しています。
- 写真、ビデオ、衛星画像などを検証し、戦争犯罪や重大な人権侵害行為を糾弾
- ウクライナ、ロシア両国の人権活動家をはじめとする危険にさらされている人たちを対象とした、安全な場所への移転および滞在先や生活費の提供
- ロシア軍による侵略を直ちに終わらせ、ウクライナの一般市民を保護するための世界的なアドボカシーとキャンペーンの展開
こうした活動を継続するためには、皆さんのご支援が必要です。ご寄付にご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。
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関連イベント報告
■ 3/10開催:2人の活動家が語るウクライナの今
渋谷でウクライナ侵略に対する抗議活動やデモを主催している在日ウクライナ人のサーシャ・カヴェリナさんと、アムネスティ・ウクライナの人権活動家、ダリナ・ミジナさんのお二人が、それぞれの視点でウクライナ情勢について語ってくださいました。
■ 3/18開催「私たちはウクライナ危機にどう向き合うべきか?」
「国際法」、新時代のリサーチ手法「オシント(Open Source Intelligence/OSINT」、「私たちができること」の3つをキーワードに、私たちはウクライナ危機にどう向き合うべきかを考えるウェビナーを開催しました。
■ 4/22開催:ウクライナ交流イベント「人権が守られている"日常"について考える」
ロシア人とウクライナ人の両親を持つナタリヤ・マリコバさんのお話しを聞き、「人権が守られている『日常』」について意見交換をする参加型イベントを開催しました。参加した大学生、谷口さんの報告です。
日本からも声をあげよう!パネル素材
日本全国で、ウクライナ侵略に対する抗議やウクライナの人たちに連帯を示すデモが行われています。13種類のパネルを用意しましたので、プリントしたり、スマホで掲げたりして、ぜひご活用ください!
1,2,3 ウクライナの市民を守れ!/4,5,6 PROTECT CIVILIANS IN UKRAINE!/7,8 IN SOLIDARITY WITH CIVILIANS IN UKRAINE!/9 В підтримку цивільного населення України! (ウクライナの市民と共に!)/10 Захістить мирне населення в Україні! (ウクライナの市民を守れ!)/11,12,13 StandwithUkraine
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情報の拡散にご協力ください!
アムネスティは、3月の #ウクライナ #マリウポリ の劇場への攻撃が、ロシア軍による明確な #戦争犯罪 であると結論づける報告書を6月末に公開した。
— アムネスティ日本 (@amnesty_or_jp) July 22, 2022
報告書(英語)を読む https://t.co/hLsSLb8W6Y
こうした現地調査、分析、聞き取りは、後にきちんと戦争犯罪を裁くために必要不可欠だ。 pic.twitter.com/YyWy7QxjAg
6月27日、#ロシア のミサイルが #ウクライナ の商業施設を直撃し、少なくとも18人が死亡した。
— アムネスティ日本 (@amnesty_or_jp) July 1, 2022
ロシアは商業施設を標的とした爆撃を否定しているが、意図的な攻撃であろうとなかろうと、この攻撃は違法だ。
戦闘に関わっていない一般市民の命や生活が危険にさらされるようなことがあってはならない。 pic.twitter.com/KBtHBVKkYP
#ウクライナ:キーウ州での戦争犯罪 ロシア軍に法の裁きを
— アムネスティ日本 (@amnesty_or_jp) June 1, 2022
アムネスティは北西部のボロジャンカ, ブチャ, アンドリイフカ, ブリジフカ, ボルゼルなどに入りロシア兵による親族や隣人の殺害を目撃するなどした45人と住宅を狙った空爆の様子を見聞きした39人に聞き取りをした。https://t.co/G0VdSCrNTz
#ウクライナ:ロシア軍はキーウでの戦争犯罪の裁きを受けるべき
— アムネスティ日本 (@amnesty_or_jp) May 11, 2022
アムネスティは、現地での数十件の聞き取り調査と広範な証拠資料に基づき報告書「He's Not Coming Back:War Crimes in Northwest Areas of Kyiv Oblast(彼は戻ってこない キーウ州北西部における戦争犯罪)」を発表。
↓動画の続きあり pic.twitter.com/dR6VK65McW