アムネスティ日本では、2012年6月8日からシリアのオンラインアクションを公開、これまでに計741名の方にご参加いただきました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
残念ながら、シリアの人権状況は悪化し続けています。
アムネスティ・インターナショナルのシリア調査員は、日々、現地の情報を収集し、証言者の声を集め、一般市民に向けてどのような攻撃や弾圧があったのかを監視しています。
アムネスティは、過去16カ月にあった人権侵害の多くは、政府軍に責任があると考えています。同時に、自由シリア軍など反政府軍による虐待行為の報告も増えており、それらの状況もウォッチし続ける必要があります。
双方が人権侵害に加担し続ける中、私たちは、いかなる勢力への武器移転も禁止するよう呼びかけ続けます。そして、政府軍であれ反政府軍であれ、戦争犯罪や人道に対する罪を明らかにするために、国連安保理が国際刑事裁判所(ICC)にシリアの事態を付託すること、またシリア政府が、アムネスティをはじめとする独立した人権NGOの自由な現地調査を認めるよう、求めていきます。
アクションは8月2日をもって終了しましたが、シリアの悲惨な状況を変えるために、引き続き、あなたの力が必要です。これからもよろしくお願いいたします。
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