3月27日、アムネスティ・インターナショナルの統計報告書「2011年の死刑判決と死刑執行」の記者説明会を行いました。

当日は、新聞各紙の記者をはじめとする7名の方に参加をいただき、また、ゲストスピーカーとして駐日モンゴル国大使館のソドブジャムツ・フレルバータル大使(写真中央)がご列席くださいました。

大使からは、2012年3月13日に死刑廃止条約に加入したモンゴル国の経緯を、説明していただきました。

死刑廃止が進んだ理由として、

  1. 大統領をはじめとする政治家のリーダーシップ
  2. 国連、EU、アムネスティなどの国際社会の支援

の2点を挙げ、アムネスティにも感謝のコメントを寄せてくださいました。

統計によると、2012年3月現在、死刑廃止国は198ヵ国中141ヵ国に増え、昨年の執行国はわずか20ヵ国と、死刑廃止に向かう世界の潮流が明らかになっています。

死刑統計の概要は、NHK、ロイター、インターファクス、時事、朝日、読売新聞で報道され、会見当日の朝には、BBCニュースディに若林事務局長が出演しました。

記者説明会実施日 2012年3月27日(火)
場所 アムネスティ日本 東京事務所
主催 アムネスティ日本

この報告の関連情報

  • 死刑をめぐる世界の状況(2012年3月13日現在)