気候変動は、生命や健康、住居や水・衛生に対する権利といった基本的な人権に深刻な影響を及ぼしています。政府、企業、そして私たちがいますぐ行動し、産業革命前からの気温上昇を1.5度以下に抑えなければ、若者は気候危機の矢面に立たされることになります。もう時間がありません。
アムネスティ日本では、「気候危機がなぜ起きているのか」「それが私たちの生活・人権にどのような影響を与えているのか」を、ユースの人たちが自ら学び、仲間と話し合いながら解決策について考え、行動を起こせるよう、ユースを対象とした英語で行うワークショップを定期的に開催しています。ワークショップの企画・運営もユースが担当し、テーマやゲストスピーカーを決定するだけでなく、参加者が楽しく参加できるよう、アイスブレイクやクイズを取り入れ工夫しています。
毎回、日本、ネパール、オーストラリア、ヨーロッパ、アフリカなど、世界各地から若者が集まり、和気あいあいとした雰囲気で行われています。
このワークショップを、2023年4月1日に3時間半に渡って開催しました。最初のセッションでは、Climate Reality Leadership Corpsのジーナ・ヴァン・ダイクさんに気候の影響について語っていただきました。彼女の話の後、さまざまな国から集まった6人のグループに分かれ、参加者が意見を交換し、互いに学び合う機会を設けました。続いて、アムネスティ日本の活動担当職員、Bjoern Schimkatから、ジェンダーの不公平や先住民、難民、そして気候変動によって人たちがどのような影響を受けているかについての話がありました。話を聞いた後は、小グループに分かれて気候変動に対する脆弱性と責任について活発に議論を行い、他のグループと考えを共有しました。
最後に、気候危機と闘うために私たち一人ひとりができること、そして気候正義のためにまだ声を上げていない一般の人たちに、この問題をどう伝えていくかのアイデアを出し合い、ワークショップを締めくくりました。
アムネスティ気候タスクフォース(ACT)のメンバー大募集!
アムネスティ気候タスクフォース(ACT)は、ユースを対象とした英語で行うワークショップを企画・運営しています。ワークショップのテーマは、気候正義の他にも、ジェンダーや先住民族など、毎回異なるテーマを取り上げています。このワークショップを企画・運営するメンバーを大募集中です!興味、関心のある方は、camp@amnesty.or.jp までご連絡ください。
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開催日 | 2023年4月1日(土) |
開催方法 | オンライン(Zoom) |
主催 | Amnesty Climate Taskforce (ACT) |