9月29日(土)、国内最大の国際協力イベント「グローバルフェスタ2018」が開催されました。アムネスティもブースを出展し、難民を救うキャンペーン「I WELCOME」で署名活動を行いました。当日参加した「イベント企画・運営ボランティア」の森崎が報告します。
悪天候の中でも活気が印象的だったグロフェス
本来は29日(土)、30日(日)の両日開催される予定でしたが、超大型台風24号が関東地方を直撃するとの予報受け、急きょ30日(日)の開催が中止に。
29日(土)は朝から小雨がぱらつく中、ボランティアのメンバーが9時にアムネスティ日本の東京事務所に集合し、それぞれ重い荷物を抱え、会場となるお台場に向かいました。
会場は「お台場プロムナード」という場所で、リンカイ線の「東京プロムナード」と大型商業施設「ビーナスフォート」の間にある、芝生のある広場でした。
各国の大使館や国連機関、NPO・NGO団体など、総数200を超えるブースが出展され、それぞれに団体の紹介や展示などを行っていました。
アムネスティのブースは会場の中心に近いエリアだったこともあり、常に人が絶えず、一日を通してたくさんの人がブースを訪れてくださいました。
難民を救うキャンペーン「I WELCOME」をアピール
アムネスティが2016年から世界中で展開している「I WELCOME」キャンペーン。「I WELCOME」という言葉には、私たち一人ひとりが、難民を受け入れる気持ちを持とう、難民を歓迎しよう、という意味が込められています。
今、世界中で難民が増え続けています。紛争で、ひどい差別で、極度の貧困で、宗教弾圧で・・・。自分の国で暮らすことができず、他国で避難生活を送る人たちは、2,540万人を超え、今も増え続けています。多くの人が危険で悲惨なみじめな仮住まいを強いられており、その半数が、子どもです。
こうした問題を、一人でも多くの人に知ってもらおうと、ブースの訪問者の方々には、クイズに参加していただきました。
- 世界には今、難民が何人いる?
- 難民の受け入れに積極的な国は?
- 日本が受け入れている難民の数は?
- 日本で難民申請をしている人の数は?
こうした質問を入口に、「私たちが実際に難民にできることは?」というところまで実際に考えてもらい、最後にはたくさんの方が署名にご参加くださいました。用意した質問には正解される方がたくさんおり、難民問題に関心を持っている方が多くいらっしゃることを実感しました。
最終的に、昨年を上回る200名を超える方が署名に参加してくださり、ブースは大盛況でした!
■最後に
私自身にとっては、初めて参加したグローバルフェスタはとても有意義だったと同時に、今後に向けた反省点も多々感じたイベントになりました。
当日は悪天候の中、アムネスティの活動に参加してくださった皆さん、運営を支えてくださったボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした!
今後もさまざまなイベントでお目にかかれる日を楽しみにしています。
「イベント企画・運営ボランティア」募集中!
「誰かのために、世界を変えるために、何かしたい!」、「イベントの企画・運営が好き!」。アムネスティでは、現在、そんな熱い想いを抱いている学生、社会人を募っています。年齢・国籍・性別、関係なし!専門知識やスキルも必要ありません。やる気のある人、大歓迎です。まずは、話を聞きに来ませんか。みなさんの参加をお待ちしております。
開催日 | 2018年9月29日(土)※台風により30(日)は中止 |
場所 | お台場 センタープロムナード(シンボルプロムナード公園内) |
主催 | グローバルフェスタJAPAN2018実行委員会 |